今回はYouTubeでの動画の作成方法について現役YouTuberである女子高生・女子大生にノウハウを教えてもらいます。
(解説モデルさんたちの詳細は最下部)
動画のタイトルの最適化
検索ワードに対応するタイトルをつくる
自分のあげている動画になんとなくタイトルをつけていませんか?なんとなくでつけてしまうと、検索ではなかなか表示されず再生されないという悪循環に陥ってしまいます。
ですので、タイトルをつけるときは
- この動画を見たいのは誰だろう
- その「誰」はどんな検索ワードで検索するだろう
- そのワード候補になるものを5−6個書き出してみる
- その5−6個がなるべく前方につまるようにタイトルを考えてみる
というような手順で作ってみましょう。
おすすめ欄で表示される範囲でキャッチする
タイトルの前方30文字が非常に重要です。
これは理由が2つあります。
- googleの公用語である英語では、結論から言う文化がある
- →重要なことは前方に
- スマホ画面でのおすすめ欄タイトルは30文字程度しか表示されない
- →ここで視聴者の興味をキャッチしなければおすすめ欄にある他の動画に視聴者が流れてしまう
説明欄の最適化
説明欄の最適をする際に重要なことは以下です。
- SNSリンク
- 動画の説明、自己紹介
- 他の動画へのリンク
それぞれを解説します。
SNSのリンクを貼る
TwitterやInstagramなどのリンクを貼ることが重要です。そうすることで、youtubeだけでは理解してもらえなかった自分の詳細を理解してもらえます。
どういう人が理解することにより、1つの動画だけで関わったyoutuberとしてではなく人間として興味をもてたyoutuberになれる可能性が高まるので、当然チャンネル登録につながる可能性も高まります。
動画の説明、自己紹介
説明にいれたワードも検索にひっかかる要素になってきます。タイトルに入り切らなかったけれども検索ワードとして視聴者がいれてくるであろうワードなどを入れましょう。
また自己紹介にはなぜこの動画をつくったか、自分はどのような人間なのかということを書いておきましょう。もちろんSNSリンクも貼ってありますが、視聴者が全員SNSリンクをクリックしてくれるわけではありません。
他の動画へのリンク
ある動画の説明欄に動画のリンクを貼ると、その動画の関連動画欄に自分の動画が表示されやすくなります。
これはyoutubeの親会社であるgoogleの検索エンジンアルゴリズムによって表示されるものです。せっかく自分の動画なので、次に見てもらう可能性のある関連動画欄には自分の動画が表示されてほしいですもんね。
ただしおすすめ動画のリンクの貼り方は
- 自分の動画5つ
- 他の人の関連動画5つ
ぐらいが良いとされています。
その理由は、
- 説明欄のリンクが全くクリックされていない場合はその動画と説明欄の内容の関連性が低いと判断される可能性がある
- 説明欄に載せた他の人の動画に多く流れると、逆にその動画を先に見た人の関連動画欄に自分の動画が表示される場合がある
という点です。
タグ欄の最適化
タグ欄に入力したタグの内容は、検索されるだけでなくおすすめ欄に表示されるか否かという部分で大きくyoutubeのアルゴリズムに関係しています。
具体的にいれるべきものとしては
- 「チャンネル名」「自分の独自のワード」
- 「ジャンル名」
です。
オリジナルワードのタグ
こういった複数の独自ワードを全部自分の動画にいれておいた場合は、自分の動画を再生した後の関連動画欄の多くを自分の動画で埋めてしまうことも可能です。
ジャンル名のタグ
これは簡単に想像できるかと思いますが、自分の動画と似た内容の動画を再生した人の関連動画欄に表示されることを狙うためのタグです。
ただこれはジャンルで競合することが多いので、最低限実施するべきものであって、大きな効果が期待されるものではありません。
サムネイルの最適化
「カスタムサムネイル」からオリジナルのサムネイル画像を登録しよう。これはおすすめ欄や検索結果に表示された後のクリックされる率に大きく関係してきます。
コメント欄と評価ボタン
このコメント欄と評価ボタンは唯一の視聴者との交流ツールです。そしてこの2種類のツールも大きく動画の再生回数に影響してきます。
youtube側の判断として、人気や話題の動画であるという判断基準は
- コメントの数が多い
- (なるべくなら)コメントに対する返信が多い
- 評価の数が多い
- (なるべくなら)高評価の数が多い
という点になります。
ですので
- コメント欄はON
- 動画をアップしたら自分でコメントを書く
- 動画をアップしたら自分でいいねを押す
- コメントがついたら返信をする
という対策が有効です。
自分でコメント、自分でいいねというのはその1コメントや1いいねの数が問題ではありません。その1いいねや1コメントがあることで純粋な視聴者がコメントやいいねを押しやすくなります。
特に日本人は最初の1人になることを恐れている人も多いので、他の国よりもこういった対策は有効になるでしょう。
動画数を増やす
最低50本作る
テレビのチャンネルとyoutubeのチャンネルは同じようなものです。たとえばフジテレビで1つしか番組がなければフジテレビを見る人はほとんどいないはずです。
1つのテレビのチャンネルに沢山の番組があって成り立つのと同じで、youtubeチャンネルも沢山の動画があって始めてスタートラインに立つということです。
その最低数がまずは50本。ほとんどの人がそこに到達する前に継続できずにあきらめてしまいます。
また、沢山つくることでその中からヒット動画が生まれ、ヒット動画を見に来た人が自分のチャンネルにある他の動画を再生してくれるという流れが生まれます。
悩みを解決しよう
動画を見る人の多くは「なにかの悩みを解決したい」というニーズをもっています。
- (例)料理動画
- 美味しい料理、可愛い料理を作りたいな〜という悩み
- (例)家電動画
- いい家電、やすい家電を買いたいな〜という悩み
- (例)ゲーム動画
- ゲームの攻略法を知りたいな〜という悩み
- (例)可愛い女子のダンス動画
- 可愛い女の子を見たいな〜という悩み
このように、それぞれの悩みを動画にしてあげることが人気動画をつくる秘訣です。
そして、その悩みについてのジャンルについての動画が多いことで、視聴者からすると「私の悩みに詳しい人」となりチャンネル登録をしようと思うことになります。
さらに悩みを解決する動画をつくるためには、自分の言いたいことではなく、その悩みをもっている人が知りたいことを言うようにしましょう。
顔出しについて
顔出しがあるほうが完全視聴(最後まで見てくれる)率が高まります。なので顔出しはしたほうが良いです。
動画で紹介している人、紹介している商品、がヴィジュアルで明確に示されている動画をつくるようにしましょう。
また、顔出しをする(演者として出演する)場合はなるべく身振り手振りを多くしましょう。こうすることで視聴者の飽きを防ぐ効果や、言いたいことが伝わりやすいという効果が生まれます。
収益化の基準
現在のYouTubeは規約変更により、「1000人と4000時間の壁」があります。チャンネル登録数1000人と総再生時間4000時間という意味です。
これは、この壁を超えないと収益化チャンネルとして認定されないという壁でして、多くの初心者YouTuberが悩んでいるハードルでもあります。
そこで、それぞれを超えるために有効な方法を解説していきます。
チャンネル登録数1000人達成
1000人のチャンネル登録数を達成するためには、短い動画を出すという戦略が1つの有効な戦略です。
チャンネル登録数を増やすには、大前提として動画を見てもらうことが重要になるので短時間の動画のほうが気軽に見やすいことを利用して短時間の動画を増やしましょう。
重要なのは
- 簡潔に論点を言う
- 役に立つことを伝える
- チャンネル登録してもらう
という流れをつくることです。
総再生時間4000時間達成
この4000時間は、チャンネル1000人行く頃にはおそらく達成できている可能性が高いものです。
ただし、もし到達してなかった場合の戦略としてはLIVEをやれば大丈夫です。
LIVEは再生時間を稼ぐのには非常に適した方法なので、都内などで話題のイベントなどをやっている際に積極的にLIVE配信をしましょう。
そのイベントに参加できない視聴者たちにとっては、普段の動画作りでは下手なYouTubeであってもLIVE配信は貴重な情報となります。そのLIVEを見たいだけなのでチャンネル登録は伸びない可能性もありますが、しっかりと再生時間を稼ぐことが出来ます。