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企業のSNS運用担当者必見。TikTokに関連して頻発する犯罪や事件

世界最大のユニコーンとなった企業が運営するTikTok。

その勢いは止まらず、ユーザーの半分以上を25才以上が占めるという状態になっている。

しかしそんな急成長を横目に世間ではTikTokに関連した犯罪被害や事件の発生件数も増加している。

今回はその犯罪や事件について経緯や被害を一覧にしてまとめていくことにしよう。この記事をご覧になっているマーケターや企業の皆さんも、他人事ではないかもしれない。

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陸上自衛官が小学生女児の裸動画を集める

こちらの記事などにあるように、まずは自衛官が小学生女児の裸動画を手に入れていた事件だ。

三島翔容疑者は小学生の女児らに裸の動画を撮影し、また三島容疑者にそれを送信するように指示していたことで脅迫と児童買春・児童ポルノ禁止法違反の容疑で逮捕された。

三島容疑者は2018年9月から多数の小学生にTikTok上でコメントを書き込み、LINEスタンプをあげるなどの言葉を餌にたくみに女児たちのLINEを聞き出し連絡をとっていたという。

連絡の中でそれぞれの女児に下着姿や裸の写真・動画を送信させており、三島容疑者のスマホ内には数十人分の自撮り写真や動画が確認されているという。

三島容疑者やその動画により収益をあげようとしていたと見られており、また被害女児たちにも動画を拡散するぞと脅迫したということだ。

小学校教諭が小学生女児の裸画像を送らせる

こちらの記事などによると神奈川県の小学校教諭である近藤健太容疑者はTikTokで知り合った奈良県に住む女児に裸の画像を送信させたことにより逮捕されている。

近藤容疑者はTikTokに投稿された動画で女児の存在を知り、同学年の女児を装って連絡をとろうと試みたという。近藤容疑者自信は顔がわからないように加工した少女の裸の写真を送り、交換で相手の女児にも送るように求めたそうだ。

最終的には被害女児の母親が女児と近藤容疑者のやりとりに気づき、警察に相談したことで事件が発覚したという。

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千葉県の専門学生が児童ポルノ製造で逮捕

こちらの記事などによると、千葉県の専門学生が滋賀県内の中学2年生の女児に裸を自撮り・送信させたとして児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されている。

容疑者はTikTokで女児と知り合い犯行に及んだということで、ここでもTikTokが犯罪発生の原因となっていた。

生徒によるTikTok投稿により学校側が陳謝

こちらの毎日新聞記事などによると、高知東高校に通う男子生徒ら2人がTikTokに投稿した動画が原因で高校側が陳謝する騒ぎになったという。

生徒らは、コンビニエンスストアでペットボトル飲料の万引きを疑わせる動画を投稿した。実際には万引きをしておらず、すでに購入した商品を冷蔵庫内に戻しており万引きではなかったということだった。

しかしここもと件数が増加しているTwitterでのバイトテロなども含めて、企業や学校のwebやSNSの担当者はスマホ持ち込み禁止やSNS禁止といった従来の束縛的な禁止ではなく新たな対策を講じる必要があるだろう。

インドネシアでは政府がTikTokを禁止

こちらの記事によるとインドネシアでは2018年の夏に子どもたちが露出度が高い服で踊る動画は不適切だという陳情書への署名が17万人を超えた。そしてそれを見逃せないとした政府がTikTokを禁止したという。

また、フランス警察も

仏警察は昨年11月、10代の子どもたちは「わいせつ目的の勧誘を受けやすい」とし、親たちにその危険性を警告した。

という対応をとっており、日本でもこのような対応が行われるのは時間の問題かもしれない。

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アメリカでは6億円超の罰金処分も

こちらの記事によると米国ではTikTokが6億3000万円ほどにものぼる罰金を支払わされています。

罰金の理由は

TikTokは、13歳未満の割合がかなり高いことを知りながらもユーザーの個人情報を収集するだけでなく、プロフィールを公開状態にしており、さらに2016年10月までではあるもののユーザーの居所までわかる状態にしていた

からだそうで、TikTok側はすでに年齢制限を導入するという仕様の変更を行っています。13歳未満の児童については自分から投稿したりシェアしたりはできず、他のユーザーをフォローすることのみ可能になっています。

このような対応は現状では米国と英国のみとなっていますが、遅かれ早かれ日本などもマーケットの大きい国では何かしらの対応がされることが予想されます。

特に日本についてはTikTokへの中高年男性の流入が加速しています。MarkeTeenでの取材でも明確になっていますが若年女児へのアプローチをする中高年男性が流入していることは明らかであり、今後もTikTokの行方から目が離せません。

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