新元号は令和に決定!
さて、今日は平成の次となる元号が発表されました。
新元号は「令和」。
この令和について、ぱっと聞いても意味がわからないという声が多いので出典や由来などを調べていきます。
令和の出典
令和の出典は現存する日本最後の歌集「万葉集」あるということですね。
万葉集におさめられている「梅花(うめのはな)の歌三十二首并せて序」にある
初春(しよしゆん)の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やはら)ぎ、梅は鏡前(きやうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(かう)を薫(かをら)す。
というところに出典があるそうです。
令月とは?
大辞林 第三版によると
れいげつ【令月】
① 何事をするのにもよい月。めでたい月。よい月。
② 陰暦二月の異名。
という意味のようです。
令和という漢字の意味
令和という二文字のうち、和については「平和」「和やか」など一般的になじみのある漢字です。
しかし令についてはあまりなじみがありませんね。意味を調べてみると
1.
いいつけ。いいつける。 「令旨(れいし)(りょうじ)・令状・号令・命令・辞令・司令・指令・伝令・発令」
公布された制度上の規程。 「法令・政令・勅令・省令・条令・訓令・禁令・布令・大赦令」
律と共に国の根本をなした法典。「リョウ」と読む。 「令を定める」
2.
相手に関係ある人を尊敬して言う語。 「令兄・令姉・令弟・令妹・令夫人・令閨(れいけい)・令室・令息・令嬢・令孫」
3.
よい。ほめことばとしても用いる。 「令名・巧言令色」
4.
長官。 「県令」
5.
もし。たとい。 「仮令(けりょう)」
また、令を「りょう」と読む場合は
古代において、律と共に根本をなしたおきて。
という意味をもつということですね。
この意味とあわせて、「命令」や「指令」というようなイメージがある漢字なので国民としては受け入れやすい文字ではないかもしれません。
渋谷の人たちの反応は?
景気の悪そうな元号だ(60代男性)
もっと楽しそうな元号にしてほしかった(20代女性)
「令」が怖い。今まで使われたことないんじゃないの(40代男性)
外国人にとっては「らりるれろ」が一番日本語の中で発音しにくい。日本はやっぱり国内しか見えていない。(20代女性・外国出身)
ネットの反応は?
YouTube
レペゼン地球の新曲「令和」
総理による意味の説明
令和には「人々が美しく心寄せ合う中で文化が育つという意味が込められている」そうです。
「一人ひとりの日本人が明日への希望とともに大きな花を咲かせる」という意味がこもっており、「希望に満ち溢れた新しい時代を国民の皆様と共に切り開いていきたい」ということでした。
(後ほど更新します)