TikTok

TikTokの企業広告活用例・ビジネス活用例4選

若年層に高い支持をえているショートムービーアプリ「TikTok」。
若年層の間で流行しているTikTokは、10代~20代をターゲットとする企業やブランドからも注目されています。

今回のマーケティーンではそのTikTokがどのように企業に活用されているのかを特集していきます。企業の広告としての活用の具体例や動画も詳しく紹介していきます。

そもそも「TikTok」とは?

TikTokとは、10代~20代の若年層を中心に流行しているショートムービーアプリです。15秒の動画を撮影・編集して投稿し、他のユーザーと共有することができます。

動画の作成が簡単で、投稿ハードルが低い

TikTokは、アプリに搭載された機能を使うだけで音楽を付けた動画の撮影や高度な加工を行うことができるため、高度な技術がなくても簡単に作成することができます。

また、特別にクリエイティブな発想をしなくても誰かが投稿しているかわいい、かっこいい、おもしろいチャレンジを真似すればいいため、気軽に撮影し、投稿することができます。

投稿のネタが豊富

TikTokには「ハッシュタグチャレンジ」があります。
いわゆるお題のハッシュタグを用意し、ユーザーに提供しています。

検索画面を選択すると、画面上部にはお題の記載されたバナーが、その下には流行しているお題一覧が表示され、気になるお題をタップすると、そのお題の主旨や投稿動画の例も見ることができます。

ほかのユーザーからの反応が得られやすい

ほかのSNSと違い、いいね数やフォロワー数が伸びやすいのもTikTokの特徴です。なかには、Twitterのフォロワー数の何倍ものフォロワーをTikTokで獲得しているユーザーもいると言われています。

企業活用例4選

今回は流行している4社のプロモーションを分析していきます。

企業活用例1:JCOM

JCOMが行ったのは、もののけのキャラクターである「ざっくぅ」を利用した、JCOMの認知度向上を目的としたプロモーションです。
「もののけついてんね」のダンスを踊り、ハッシュタグ「#もののけついてんね」と一緒にTikTok上にダンス動画を投稿します。
その動画の中から選出された人気作が渋谷のスクランブル交差点のシブハチヒットビジョンにて放映されるというプロモーションになります。

企業活用ポイント

  1. 参加型プロモーションである
    ユーザー参加型であることが特徴です。
    TikTok上で自らプロモーションに参加をし、ざっくぅと共に「#もののけついてんね」のダンスを踊っている動画を配信します。
    また、配信するだけでなく、他の人が配信しているダンス動画も多く視聴することができます。
  2. 応募から放映まで様々な注目を集める
    人気の高かったダンス動画が渋谷のスクランブル交差点にある大型街頭ビジョンにて放映されます。
    最終的に投稿した動画が、渋谷のスクランブル交差点で放映されるかもしれないというゴールがあることで、プロモーション自体が注目される可能性が高く、結果として多くの募集を集めるきっかけとなります。
    また、実際にスクランブル交差点で放映されると、交差点を利用している人々の目にとまり、動画を投稿したTikTokユーザーに対してのプロモーションに繋がります。

企業活用例2:サントリー

https://twitter.com/suntory/status/1030047767006261248

サントリーが行ったのは、アイドルグループ「NMB48」を起用した、新製品「南アルプス PEAKER」のプロモーションです。

公開に合わせて、「Queentet」の5人のメンバーが審査員となり、ユーザーが楽曲に合わせて撮影したダンス動画の中から5名の「推しTikToker」を選ぶ、「#ピーカーダンス」コンテストを実施しました。

企業活用ポイント

  1. 自分の動画が紹介される

「推しTikToker」に選ばれると、TikTokのPEAKER公式アカウントで自分の動画が紹介されます。
TikTokには、とにかくネット上で有名になりたいという若年層TikTokユーザーが多くいます。「自分の動画が拡散される」というゴールをユーザーに提示することで、TikTokを活用したキャンペーンへの参加が促されます。
企業活用していく上で、企業プロモーションだけでなく、TikTokユーザー自身も注目される可能性があるという条件は非常に重要であると考えられます。

企業活用例3:ウルトラジャパン

https://twitter.com/tiktok_japan/status/1040471552179941376?s=21

音楽フェスティバル「ウルトラジャパン」が行ったのは、TikTokとのコラボレーションプロモーションです。
フェスに登場するダンサーグループ、CYBER JAPAN DANCERSを起用したプロモーション動画を、TikTok公式アカウントから大々的に配信しました。
さらに、ウルトラジャパンの公式楽曲を使用した動画を投稿し、選ばれると、当日のチケットやTシャツが貰えるキャンペーンも実施しました。

当日の会場では、友だちとその場でTikTok用の動画を撮影できる特設ブースが設置され、ダンサーによるショーケースも行われました。

企業活用ポイント

  1. ニーズにマッチしたプロモーション
    プロモーション動画の配信期間が長かったことと、ウルトラジャパンのターゲットとTikTokのユーザー層がマッチしていたことが特徴です。
    そのため、結果として、ウルトラジャパンのハッシュタグ「#ultratiktok」は5,000近くの投稿がされました。
  2. TikTokをフルに活用
    今回のプロモーションは、TikTokという一つのプラットフォームだけで、
    1.動画による告知
    2.キャンペーンで投稿を促して拡散
    3.会場の特設ブースからさらに拡散という一連の流れで、TikTokをフル活用されています。
    会場の雰囲気が動画で伝わり、TikTokユーザーの好印象な反応を得ることでき、潜在顧客の獲得にも繋げることができます。

企業活用例4:パンテーン

パンテーンが行ったのは、人気シンガーソングライターコレサワさんが歌う15秒の恋愛ソングに合わせてダンスする、「パンテーン ミセラーダンス選手権」というプロモーションです。

「パンテーン ミセラーダンス」に合わせて踊る動画を指定ハッシュタグと共にTikTokを投稿した人の中から、ダンスリーダーである谷まりあさんとちぃたん☆が審査し、優勝者が決定されます。
また、優勝者の動画は「パンテーン」の公式Twitterで紹介されます。

企業活用ポイント

  1. 有名になりたいを叶える
    “「#有名になりたい」の夢を叶えます”と大々的にTikTokユーザーに伝えていることが特徴です。
    「#有名になりたい」というハッシュタグがTikTok内で人気であることから、有名になりたいという思いを持っている若年層のTikTokユーザーが多いことがわかります。そこから、有名になりたいユーザーをターゲットに、夢を与えるプロモーションとなっています。
  2. ターゲットに合ったプロモーション
    恋愛ソングとキュートなダンスを掛け合わせたプロモーションとなっています。
    そのため、動画を投稿するユーザーは可愛らしい自分を表現でき、視聴ユーザーは#ミセラーダンスと検索をかけるだけで、可愛らしいユーザーをすぐに探すことができます。
    見せたい人と見たい人、TikTokを利用して商品をPRしたい企業が全員得をするプロモーションであったことも流行した理由といえるでしょう。

まとめ

TikTokでのプロモーションは、従来のような受動型の動画広告ではなく、能動的にプロモーションに参加できることから、今まで以上に高いエンゲージメントが期待されます。

各企業のプロモーションを参考にし、ぜひ一度TikTokを企業活用してみてはいかがでしょうか。また今後もマーケティーンでは企業の活用事例を調査していきます。